脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症
体を動かすと痛い
他の治療院に行っても良くならない
病院で検査しても原因がはっきり分からない
ずっと痛みが引かず不安になる
1. 脊柱管狭窄症は?
脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)は、背骨の中を通る「脊柱管」という神経の通り道が狭くなってしまう状態です。脊柱管が狭くなると、その中を通っている神経が圧迫されて、痛みやしびれ、筋力の低下などが現れます。特に腰の部分で起こることが多く、足に症状が出やすいです。立ちっぱなしや歩いていると、足がしびれたり、痛みが出て歩けなくなったりすることがあります。少し前かがみになると楽になることもあり、このような症状が続く場合は、脊柱管狭窄症の可能性があります。
2. 脊柱管狭窄症をほおっておくとどうなる?
脊柱管狭窄症を放っておくと、症状が悪化していくことがあります。最初は軽い痛みやしびれだけかもしれませんが、時間が経つとともに、日常生活に支障をきたすほどの強い痛みやしびれが続くようになるかもしれません。さらに進行すると、足の筋力が低下し、長く歩くことが難しくなったり、歩行が不安定になったりします。重症の場合、排尿や排便のコントロールが難しくなることもあります。そのため、早めに適切な対処をすることが大切です。
3. 脊柱管狭窄症改善ストレッチ方法
脊柱管狭窄症の改善には、背骨や腰回りの柔軟性を高めることが重要です。以下に、簡単にできるストレッチを紹介します。
- 膝抱えストレッチ
仰向けに寝て、両膝を胸に引き寄せるように抱えます。このとき、背中をできるだけ丸めるようにしましょう。20秒ほどキープしたら、ゆっくり戻します。これを3〜5回繰り返します。このストレッチは腰周りの筋肉をリラックスさせ、神経の圧迫を和らげます。 - キャットストレッチ(猫のポーズ)
四つん這いの状態で、背中を丸めるように息を吐きながら、頭を下げて背骨を引き伸ばします。その後、息を吸いながら背中を反らせ、頭を上げます。これを10回程度繰り返すことで、脊柱の柔軟性が向上し、神経の圧迫が軽減されます。 - ハムストリングスストレッチ
椅子に座り、片方の足を前に伸ばして、足先に向かって体を前に倒します。このとき、背中を丸めずにまっすぐに保ち、ゆっくりと前屈します。片足ずつ、15〜20秒ずつ行いましょう。太ももの裏側を伸ばすことで、腰にかかる負担を軽減します。
4. 脊柱管狭窄症の施術について
脊柱管狭窄症の施術は、痛みの原因となる神経の圧迫を取り除くことを目指します。柔道整復師の施術では、まずは症状の原因を詳しく確認し、患者様一人ひとりに合わせた適切な治療法を提供します。具体的には、手技療法やストレッチ指導、物理療法(電気治療など)を用いて、筋肉の緊張を緩め、関節の動きを改善します。
さらに、日常生活での姿勢や動作についてのアドバイスも行い、再発防止をサポートします。痛みが強い場合は、炎症を抑えるためのアイシングやテーピングも行います。早期の治療を受けることで、日常生活の質を向上させ、症状の進行を防ぐことができます。
脊柱管狭窄症は早めの対応が大切です。症状に気づいたら、すぐに当院へご相談下さい。